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スティングのワールドツアーで「4099」が活躍中

ハワード・ペイジ

スティングのワールドツアー、「STING SYMPHONICITY」にてDPA4099が活躍しています。

今回のツアーではスティングの数多くの名曲や未発表曲がオーケストラ用に編曲されています。9人のファーストバイオリン、7人のセカンドバイオリン、7人のビオラ、5人のチェロ、3人のベースで構成されるストリングセクションだけでなく、クラリネット、トランペットにも4099が採用されています。

 サウンドエンジニアのハワード・ペイジ氏(クレアブラザーズ所属)は言います。

「複数の奏者に一本のマイクを立てる伝統的なエリアマイキングではなく、今回は奏者一人一人にマイクロホンを仕込んだよ。専用のアタッチメントを使えばマイクロホンを楽器に簡単に装着することができるからね。ステージ上にはパーカッションなどの打楽器類もあったから、どうしても音量的にバイオリンが負けてしまうのでは?という心配もあったんだけど、この4099があれば大丈夫。他の楽器からのかぶりも気にならないレベルで充分な音量を稼げた。今回のツアーでは、40,000人収容のスタジアム、音響的に扱いにくいアルバートホール、反響の多いメトロポリタンオペラなどでもコンサートを行ったけど、どこの会場でも問題なく良い仕事ができたよ。

そして何よりも癖のない音質が最高だね。楽器本来の音、例えば、バイオリンならバイオリン音をきっちりと得ることができたよ。EQ調整も必要なかった。正に4099はオーケストラ編成に最適な全く新しいタイプのマイクロホンだよ」

「STING SYMPHONICITY」ツアーは、2011年1月、5日間にわたって日本公演を行います。そこでも4099の活躍を目にすることが出来るでしょう。