FM NACK5 様 DPA製品インタビュー
2015年10月
音楽プログラムだけではなく野球やJリーグなどのスポーツ中継も精力的に行なっているFMラジオ局FM NACK5様。開局27年目を迎えた今年、サテライトスタジオである「スタジオ アルシェ」にDPA d:screetグースネック・マイクロホンSC4098-BX45が導入されました。
FM NACK5様ではd:screetグースネック・マイクロホンの導入以前から、野球場スタンド席での実況中継時にDPAのd:fineヘッドセット・マイクロホンを使用していました。今日はNACK 5の技術部スタッフ様にDPA Microphones製品の魅力についてお話をうかがいました。
d:screetグースネック・マイクロホンに先立って導入されたd:fineヘッドセット・マイクロホンを使用するに至った経緯をお聞かせください。
「スタンドからの中継は実況アナウンサーや、ゲストなどが解説を行なう比較的静かな放送席と異なり、観客の歓声の中での実況となるため、一般的に接話マイクを使用します。普及している機種は大きなヘッドホン一体型タイプで、以前と比べると軽くはなりましたが長時間使用していると装着感が重荷になってきます。そこで快適な装着感のDPAを採用しました。特に女性が使用する場合、髪型への影響が少ないことも選択理由の一つです。」
音質面での妥協をせず、さらに軽快な装着感を実現したd:fineヘッドセット・マイクロホン。劇場やテレビ放送で高い評価を獲得していますが、最近ではラジオ放送でも活躍の場を広げています。
さらに今回はd:screetグースネック・マイクロホンを導入していただきました。こちらの実際に使用した感想をお聞かせください。
「d:screetグースネック・マイクロホンは観客がガラス越しに自由に観覧できるサテライトスタジオで使用しています。従来のマイクより細くスマートになったため観客目線の妨げにならなくなり、アナウンステーブル上もスッキリしました。
今まではハンドヘルド型コンデンサー・マイクロホンを大きな卓上アームに取り付けて使用していたのですが、ずっとコンパクトになっただけでなく音質も納得のクオリティです。
また技術スタッフだけでなく、実際にマイクを目の前にするプレゼンターやDJの方々からもアシスタントやゲストの顔がはっきりと見えるようになったと好評です。」
現在d:fineヘッドセット・マイクロホンとd:screetグースネック・マイクロホンを使用しているNACK5様ですが、今後はコンタクトマイク用としてd:screetミニチュア・マイクロホンを検討しているとの事でした。