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d:vote™ 楽器用マイクロホンは、楽器を傷つけることなく確実に装着できる専用クリップを各種用意しています。以下ではクリップの装着方法を説明しながら、マイキングのヒントなどを紹介しています。
ベース(BC4099) | トランペット(STC4099) | チェロ(CC4099) | ドラム(DC4099) |
ギター(GC4099) | ピアノ(PC4099) | サックス(STC4099) | クラリネット(UC4099) |
バイオリン(VC4099) | 変換アダプター |
●グースネックを取り付けます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
●マイクを取り付けます。
ベース用クリップBC4099をベースのブリッジとテールピースとの間に並び合う弦のうち外側の2本の弦にしっかり留めます。ホルダーが内側に曲がり込むように取り付けてください。
●グースネックを取り付けます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
●楽器に取り付けます。
トランペット用クリップSTC4099は、取り付けたあとの微調整や他の楽器への付け替えを片手で行うことができます。2つのクランプノブを強くつまみクリップを広げ、楽器に取り付けてから手を離します。楽器の形状にフィットし、どのような演奏スタイルにも対応します。
●グースネックとマイクの角度を調整します。
グースネックは全方位に曲がります。楽器に対して自然な曲線を描くように調整してください。
★使用例
トランペット、トロンボーンなどを、最もやわらかい音で収音するには、マイクをベルの中心ではなく、ベルの中心とリムの中間に向けます。ミュート時にも取り付けることができます。
●グースネックを取り付けます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
●マイクを取り付けます。
チェロのブリッジとテールピースとの間にチェロ専用クリップCC4099を取り付けます。並び合う弦のうち外側の2本の弦にしっかり留め、ホルダーは外側に曲がり込むように取り付けてください。
グースネックマイクの向きを調整してください。最も自然な音を収音するにはマイクをブリッジの下から表板(Belly)と弦の間に向けます。最大音量を得るにはどちらかのFホールに向けてください。
●グースネックを取り付けます。
クリップにグースネックを固定します。
グースネック固定パーツは90°回転させることができます。グースネック固定パーツを横にスライドしてクリップからはずし、向きを90°回転させて固定します。
●楽器に取り付けます。
DC4099はほとんどのドラム、パーカッションに対応しており、ドラムの上方向と下方向、2通りの方法で取り付けることができます。
上向きに取り付けたクリップはドラムヘッド面に重なるようにマイクを設置できるので、ロックなどのライブステージに適しています。打面の中心にマイクを向けるとより厚みとアタックのある音、反対にエッジに向けると倍音をより多く含む音を得ることができます。
下向きに取り付けたクリップは打面から多少離れた位置にマイクを設置し、テレビ収録などマイクを視界から避けたい場合に有効です。音質的にはジャズ向きの音を得ることができます。
スネアドラムはトップとボトムにマイクを2本使用することでより効果的に収音できます。トップのマイクはパンチのある力強いサウンド、ボトムのマイクはスネアの高域成分を多く含みます。
バイオリン用クリップVC4099(別売)を使用するとバスドラムのリムに取り付けることができます。バスドラムも同様に、打面と前面の2本を使用することでより効果的に収音できます。いずれか一方の極性を逆に設定しお好みのバランスで、キック音と低音成分をうまくコントロールしてミックスしてください。
ギター用クリップGC4099は、厚さ35mmから122mmまでの様々な弦楽器に対応できるように、クリップ幅を簡単に調整することができます。側面のスライド式ロックを押したまま高さを調整します。
クリップを開き切った状態で取り付けたい楽器に当て、楽器とアタッチメントパーツがしっかり固定されるまで閉じきってください。
●グースネックを取り付けます。
グースネックを適当な長さになるよう調整してグリップに取り付けます。固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
GC4099は取り付けあとの微調整や他の楽器への付け替えを、片手で行うことができます。2つのクランプノブを強くつまみクリップを広げ、楽器に取り付けてから手を離します。
楽器の形状に沿って取り付けることができるため、どのような演奏スタイルにも対応できます。
★使用例
最もバランスのとれた音を収音できるポジションは、指板がボディと重なって接合する箇所で通常12フレット上です。
音量を得るには、マイクをサウンドホールに向けます。ステージ上ではギターピックアップとd:vote4099コンデンサーマイクを同時に使用することをお勧めします。ハウリングの発生を抑え、自然なギターサウンドを維持します。別売りのDAO4099ダブルケーブルを使用すると、ケーブルをすっきりと取り回すことができます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
●マイクを取付けます。
マイクホルダーをピアノのフレームに取り付け、音色に合わせてマイクを調整します。ピアノ用クリップPC4099はマグネット式のため、設置する位置や方向は自由に調整できます。
★VO4099Pに含まれる2本のマイクは、感度の差を±1dB(1kHz)に調整されています。調整済みの印として、VO4099Pのマイクの固定パーツには白いドットが印字されています。
●グースネックを取り付けます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
●楽器に取り付けます。
サックス用クリップSTC4099は、取り付け後の角度調整や他の楽器への付け替えを片手で行うことができます。ふたつのクランプノブを強くつまみクリップを広げ、楽器に取り付けてから手を離します。楽器にフィットして取り付けることができるため、どのような演奏スタイルにも対応できます。
★ソプラノサックスでの使用例
丸みと暖かみのある音質を得るには、マイクをできるだけサックスのベルから離します。ベルの正面に取り付けると、固く鋭い音質になります。
★アルト/テナー/バリトンサックスでの使用例
バランスのとれた音質を得るには、マイクを直接ベルに向けずベルとキーとのあいだを狙ってください。これによりサックスから出る二つの音要素をバランス良く調和させることができます。
固定パーツをグリップにかぶせるようにスライドしてグースネック部を固定します。
グースネック固定パーツは90°回転させることができます。グースネック固定パーツを横にスライドしてクリップからはずし、向きを90°回転させて固定します。
★使用例
オーボエ、クラリネット、ソプラノサックス、ファゴットなどは音源とマイクの距離が近いため、マイクの位置や角度はより正確に調整する必要があります。d:vote4099は超単一指向性の特性のため、ご使用環境によっては不均等な音色を生じさせる可能性があります。
ヒント: グースネックをできるだけ長くし、マイクがベルの上にくるよう設置します。楽器と反対側方向にねじりつつ、マイクを上部ジョイント(マウスピースに一番近いキー)に向けます。こうすることで、楽器全体の音域成分をより自然に収音することができます。
面ファスナーを楽器に巻き付け、その端をグースネック下の開口部に差し込みます。ホルダーを押し付けながら、きつく締めます
●クリップの幅を調整します。
VC4099バイオリン用クリップはボディの厚さ35mm~55mmの弦楽器に対応します。クリップ幅は側面のスライド式ロックを押したままスライドして調整できます。
●グースネックとマイクの方向を調整します。
グースネックはどの方向にも曲がります。楽器に対して自然な曲線を描くように調整してください。
★使用例
演奏中の動きを妨げないよう、多くの場合楽器の左側に設置します。さらにプレイヤーの呼吸音を収音しないよう、マイクの方向を調整します。
最適な音量を得るにはマイクをFホールに向けます。この場合、音の輪郭が若干ぼんやりすることがあります。好みに応じて調整してください。