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メーカーサイトにて新製品「2017」の情報が公開されました!
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の製品情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
2023年10月13日 

メーカーサイトにて新製品「2017」の情報が公開されました!
日本国内での発売は、詳細が決まり次第ご案内いたします。

ショットガン・マイク 「2017」


 
※メーカーサイトはこちら>>https://www.dpamicrophones.com/shotgun/2017-shotgun-microphone
 
  1.  2017とはどのような製品?
  2.  4017との違いは?
  3.  仕様について
 
 

1. 2017とはどのような製品?


型番:2017
カテゴリー:ショットガン・マイク



2017の特長は以下のとおりです。
  • 正確で自然なサウンド

    • 鋭い指向性により、マイク背面やサイドからの音は大きく減衰されますが、明瞭度や透明感が維持されるため、主音源が際立ち、自然なサウンドが得られます。
  • コンパクトで取り回しやすい特性

    • 直径19mm、全長184mmのコンパクト設計です。内部の干渉菅とグリッドに刻まれた均一なスリットにより360度均一な音質を実現しているため、マイク本体が回転しても音質が変化しません。
  • 優れた耐久性

    • 最大湿度90%、-40℃~45℃まで対応しているため、高温多湿または寒冷地などの過酷な環境下でも十分に性能を発揮します。
    • ボディやグリッド部の強度を高めた堅牢な構造。

屋外でのスポーツ中継や、映画・ドラマ制作現場など、明瞭な収音が必要とされるあらゆるシーンで活躍します。
   

2. 4017との違いは?


DPAのショットガン・マイクといえば「4017」が有名です。では2017と4017は何が違うのでしょうか?

  • 2017は一体型(モジュラー式ではない)

    • これが一番大きな違いです。DPAの4000シリーズはカプセルを取り外すことができるモジュラー式のため、用途に応じてプリアンプを変更することができます。一方で2017は、製品全体の強度を増強し、生産コストを抑えるために一体型の構造を採用しています。そのため、カプセルを取り外すことはできません。
  • カプセル

    •  2017には新開発のカプセル(φ17mm)を採用しており、4017のカプセルとは異なります。同レベルの音響性能を実現していますが多少仕様が異なります。
      • 周波数特性:2017のローカットフィルターは4017Cよりもロールオフが早い
      • 感度:2017の方が4017B/Cよりもわずかに高い
  • 価格

    •  2017は4017よりも低価格です。これは一体型構造の採用によるものです。
    

3.仕様について


指向特性 : スーパーカーディオイド(1 kHz)
カートリッジ : プリポラライズド・コンデンサー型
周波数特性 : 20 Hz~20 kHz
周波数レンジ(60cm) : 70 Hz~18 kHz(2dBソフトブースト@15kHz)
感度(±2 dB) : -32 dB re. 1 V/Pa
等価雑音レベル : 13 dB(A) re. 20 µPa
全高調波歪(THD) : 1%以下(140 dB SPL RMS, 143 dB SPL peak)
ダイナミックレンジ : 130dB
最大音圧レベル : 148dB SPL
インピーダンス : 60 Ω
ケーブル引き延ばし可能距離 : 最大100m
電源 : ファンタムDV48V/1.8mA
コネクター : XLR3ピン(オス)
カプセル径 : 17mm
寸法・質量 : φ19×184mm、約115g