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Shure "AXT Wireless"に新周波数帯域対応モデル登場
Shure "AXT Wireless"に新周波数帯域対応モデル登場
2013年11月1日
ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の製品情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
Shure“AXT Wireless ”
Shure AXT Wireless Management Networkに
特定ラジオマイクの新周波数帯域対応モデルが登場!
ヒビノインターサウンド株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役社長:福島周治) は2012年5月28日より発売を開始しているShure(シュア)ワイヤレス・システムの最高峰“AXTの新周波数帯域対応モデルを2013年11月8日より発売いたします。AXTは1つの信号を2つの独立した周波数で伝送する周波数ダイバーシティ機能、運用環境を監視してクリーンな互換周波数を算出、ランク付けするスペクトラムマネージャーなど、従来のワイヤレス・システムにはない先進の機能を投入した次世代のワイヤレス・システムです。
AXTは今後運用が開始される特定ラジオマイクの新周波数帯域に対応したShureワイヤレスの第一弾モデルです。2019年3月末の運用周波数帯域の完全移行以後も安心してお使いいただける広範な対応周波数帯域と、先進の周波数管理機能、Shureならではの高音質を獲得しています。
■ワイヤレス帯域の再編(ホワイトスペースについて)
地上デジタル放送への移行や、携帯電話の運用周波数の拡充に伴い、従来ワイヤレス・マイクロホン用として利用可能であった周波数帯の中で、A帯:770~ 806MHzの帯域が移動することとなりました。
この周波数帯域の再編後、A帯ワイヤレス周波数帯域は470~710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域に移行し、その中の470~710MHzの周波数帯域は地上デジタル放送と共用されます。この帯域の中で、地上デジタル放送のチャンネルやその他の用途で使用されていない帯域(「ホワイトスペース」と呼ばれます)は従来のA帯と同じく運用連絡と調整を行うことで利用可能です。しかし地上デジタル放送のチャンネルの割り当ては場所によって異なり、テレビ局によっては放送形態も異なるため、同じ地域でも場所によってホワイトスペースが異なる可能性があります。そのため、今後は運用場所ごとに利用可能な周波数帯域を個別に把握する必要があります。
■AXTの新周波数帯域対応
新周波数帯域に対応したAXT の送信機は帯域ごとに4モデルに分かれています。運用を行う地域の利用可能な周波数帯域に適した送信機をお選びください。受信機は1台で新周波数帯域の大半に対応しています。免許申請の必要ないB帯ラジオマイクの周波数帯域は変更ありません。AXTはB帯専用の送信機も用意し、B帯のみでも最大10chの多チャンネル運用が可能です。
■製品ラインナップ
帯域幅 |
特定ラジオマイク(470~698MHz) |
モデル名末尾 |
-G19 |
-H18 |
-J12 |
-L20 |
対応周波数 |
470~530MHz |
518~578MHz |
578~638MHz |
638~698MHz |
※適用する周波数に応じてモデル名末尾の「-XX」が下図の通りに変化します。
価格は全てオープンプライスです。
●送信機
型番 |
カテゴリー |
AXT100-XX |
ボディーパック型送信機 |
AXT200/KSM9S-XX |
KSM9マイクヘッド(シャンパンゴールド) |
AXT200/KSM9B-XX |
KSM9マイクヘッド(黒) |
AXT200/KSM9HSS-XX |
KSM9HSマイクヘッド(高感度モデル、シャンパンゴールド) |
AXT200/KSM9HSB-XX |
KSM9HSマイクヘッド(高感度モデル、黒) |
AXT200/B58-XX |
BETA 58Aマイクヘッド |
AXT200/B87A-XX |
BETA 87Aマイクヘッド |
AXT200/B87C-XX |
BETA 87Cマイクヘッド |
AXT200/SM58-XX |
SM58マイクヘッド |
※特定ラジオマイクの運用には免許が必要です。
※AXTのハンドヘルド型送信機は電波を2波同時に出力できる機構のため、特定ラジオマイクの免許申請には2波分の申請が必要です。
●受信機
型番 |
カテゴリー |
AXT400J-J |
デュアルチャンネル・ダイバーシティ受信機 |
●アンテナ分配器
製品の詳細に関しましてはヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。