型番 | 形式 | 標準価格 | 発売日 |
AiRAY | 3-Wayラインアレイモジュール | オープンプライス | 2015年10月21日 |
■ 従来型より、サイズ・質量ともに約半分。コンパクトなのに高音圧なハイスペックモデル AiRAYは、新設計の12インチ(300mm) 低域ドライバーを2基を搭載し、 サイズ・質量ともに従来型の約半分のW 674× H 356 × D 555 mm、40 kg。 低域ドライバーは、許容入力 2000W(8000W/ ピーク)、感度103 dB(1 W/1 m)、最大音圧は143 dBを実現。中高域の最大音圧も148dBという 高性能を誇ります。少ない本数で会場をカバーできるうえ、ステージ占有率を削減。荷重制限が厳しい現場においても、妥協することなく十分な音圧を 提供できるシステムを組むことが可能になります。また、フライングだけで なくグラウンドスタッキングでも使用可能。ハンドリングがしやすいコンパクトな筐体なので、設置時間や人員の削減にも貢献します。水平方向の指向角は90°で、オプションのウェーブガ イドを使用すれば、110°、100°(非対称:45° +55°または55° +45°)と変更でき、状況に応じた柔軟な対応が可能です。垂直方向は正確にサウンドを提供できるよう、0°、0.5°、1°、2°、2.5°、3°~ 8°まで1°刻 みと細かく設定されています。 |
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■ 既存のシステムと互換性があり、効率的な機材運用が可能。 通常サウンドシステムは、メインスピーカーのほかサブウーファーやアレイフレーム、 アンプなどをパッケージとして揃えるため、新しいシステムの購入にはかなりのコストをかける必要がありました。しかし、AiRAY は、CODA AUDIO の既存の機材を そのまま使用してシステムを構成できます。特に「ViRAY(2×8 インチ低域ドライバー搭載3-WAY ラインアレイ・モジュール) 」とは音響的なマッチングはもちろん、横幅が同じなので、アレイで一緒に使用しても違和感はありません。そのうえリギングシステムを共用できるため、アレイフレームやアンプ、ケーブルまでもが従来通り使用できます。また、ViRAY用のベースエクステンション「SC2-F」やサブウーファー「SCV-F」も、AiRAYのシステムに適正化。システムのグレードアップが小額で抑えられるうえ、機材運用を高効率に行えます。 |
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■ アリーナクラスのツアリングから中小の固定設備まで、様々な用途に使用可能。 今までの2×12 インチのシステムは、アリーナや大型劇場、フェスティバルなどの大きなイベントでの使用が普通でした。これらのシステムは、大きなサイズ、質量、乏しい柔軟性、オペレーションコストの高さ等の理由で、企業イベントやクラブ、小劇場など中小規模のアプリケーションには不向きです。したがって、異なるアプリケーションに対応するために別のシステムを持つ必要がありました。しかし、AiRAY は 軽量コンパクトで高音圧、かつ他のCODA AUDIO 製品との組み合わせも可能なシステムです。アリーナクラスのツアリングから中小の固定設備まで柔軟に対応でき、状 況に応じた適切なシステム構築が可能です。また、スピーカー・マネジメントを行う パワーアンプ「LINUS10」を収めたツアリングラック「LINUS RACK 20T」や「LINUS RACK 40T」も共用できるため、PCでの一括コントロールやモニタリングも可能になり、より質の高いシステム構築が可能です。 |
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■ 独自技術によるクリアなサウンド ● DDP( デュアルダイアフラム平面波ドライバー) AiRAYの心臓部には6インチのデュアルダイアフラム平面波ドライバーを2つ搭載しています。個々のドライバーは、同軸のリングダイアフラムを採用した2-Way構成です。中域・高域と狭い周波数帯域を個別に担当することでパワーハンドリングを増幅。中域のダイアフラムはピークで1300Wに到達しており、高域のダイアフラムは非常に高効率で並外れた過渡特性を持っています。この独自のトランスデューサーが内部回折なしに優れた指向性コントロールと信頼性の高いサウンドをつくり出し、台形のピストンから真のコヒーレントな平面波を放射する原動力となっています。 ● 2 × 12 インチの低域ドライバー 低域は、ネオジム磁石を使用した12インチの超低歪率のコーンドライバー2基が担います。新しく開発された極めて高効率なロングエクスカージョン・ドライバーで、4つのデモジュレーションリングを搭載した高磁性流体のリニアモーターを持っています。一定のインダクタンスを提供し、超低歪率でパワーコンプレッションを減少。カーボンファイバーのダイアフラムは、ムービングロスを最小限にする一方でコーンの剛性と内部のダンピングを向上させており、高感度で並外れた明瞭度と透明度を実現しています。 ● AiCOUPLER ウェーブガイドとなるAiCOUPLERは、対称に低域ドライバーに取り付けられています。トランスデューサーから生み出されたエネルギーを統合して単一音源を出現させ、アレイに組んだ際の圧倒的なパワーとコントロールのしやすいサウンドを生み出します。また、スロットの位置を最適化して音響中心の距離を増幅することで250Hz以下に一定のカバレージを提供し、200Hz以上は感度を6dB引き上げます。 製品の詳細に関しましてはヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。 |
形式 | 3-Wayラインアレイ・モジュール |
連結台数 | 最大20台 |
周波数特性 | 50Hz~22kHz(-6dB) |
許容入力(AES/ピーク) | 低域:2000W/8000W、中高域:300W/2600W |
感度(1W/1m) | 低域:103dB、中高域:114dB |
最大音圧(with LINUS10) | 低域:143dB、中高域:148dB |
カバレージ角 | 水平:90° オプション追加で110°、100°(55°+45°または45°+55°)に変更可能 垂直:アレイ構成による(0°、0.5°、1°、2°、2.5°、3°~8°;1°刻み) |
ドライバー構成 | 低域:2×12インチ、ネオジム磁石採用、耐水加工コーン使用 4インチ (101.6mmボイスコイル)、2×1000W(AES) |
中高域:2×6インチ同軸平面波ドライバー 中域:3.5インチ(90mm)ボイスコイル、2×150W(AES) 高域:1.75インチ(44.4mm)ボイスコイル、2×80W(AES) |
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クロスオーバー | 400Hz(バイアンプ)、6.3kHz(パッシブ) |
入力コネクター | 2×NeutrikTM:1×入力+1×LINUS Net |
公称インピーダンス | 低域:8Ω(+1/-1)、中高域:16Ω(+2/-2) |
エンクロージャー | 合板 |
仕上げ | ポリウエア樹脂塗装、黒 |
フライング金具 | 製品に含む |
寸法(W×H×D) | 674×356×555mm |
質量 | 40kg |
アレイ | 水平カバレージ | 最大出力( ピーク) |
1 台 | 90° or 110° (or 100°非対称) | 143 dB |
2 台 | 90° or 110° (or 100°非対称) | 149 dB |