DiGiCo “S31” 発売
2017年 2月 1日
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DiGiCo “S31”
DiGiCo“S31”
3面のタッチスクリーンを搭載
小型軽量の高品位デジタル・ミキシングコンソール
ヒビノインターサウンド株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役社長:榎本隆二) は、イギリスDiGiCo(デジコ)のデジタル・ミキシングコンソール“S31”を2017年3月1日より発売いたします。
S31は、ワールドツアーのスタンダードであるDiGiCoのデジタル・ミキシングコンソール“SD Series”の流れを汲む小型軽量モデルです。現行の“S21”の拡張モデルで、3面のタッチスクリーンを搭載し、優れた視認性と操作性を実現しており、即時コントロールが可能です。FPGA技術を継承した圧倒的な音響処理能力は、SD Seriesを継承した高い品質。サンプリングレートは標準で96kHzの高い解像度を誇り、原音に忠実で明瞭度の高い音質を実現します。
型番 |
標準価格 |
発売日 |
S31 |
1,922,400円 ( 税別1,780,000円) |
2017 年 3月 1日 |
■優れた視認性と快適な操作性を提供する、コストパフォーマンスの高い高品質モデル
S31は、先行するS21に1画面と10フェーダーを追加した拡張モデルです。最新のP-CAPタッチスクリーンを3面搭載し、より鮮明な視認性と柔軟な操作性を実現しています。立ち上げられるチャンネル数が増えたうえ、各画面に10のチャンネルストリップを提供したわかりやすいレイアウト設計なので、より早いアクセスとコントロールが可能。一瞬の判断が求められる現場での安心感につながります。1面でセットアップやマスター画面として使用しながら他の2面を使用してオペレーションをする、といった使い方もより柔軟にできるようになり、ユーザーが感じる制限を払拭しています。内部システム構成はタブレットを操作するように、ドラッグ、スワイプ、ドロップで容易にできます。チャンネル移動やサーフェスを横断するバス、カスタムフェーダーレイアウトもとてもシンプルです。また、エンコーダーの周囲をフルカラーLEDで彩る、SD Seriesの上位機種だけに備わっていたHTLを採用。チャンネルを簡単に識別できます。暗い場所では美しく輝き、屋外の太陽光のもとでも優れた視認性を誇ります。 |
HTL(Hidden Till Lit) |
■余裕のプロセッシング、省電力、96kHzの高音質S31は、SD Seriesに搭載されていたフローティングポイントで動作するFPGAテクノロジーを継承しつつ、先進的なアプローチで誕生した小型軽量のデジタル・ミキシングコンソールです。W1023×H295×D586mm、質量25kgと軽量コンパクトですが、プロセッシングの処理能力はその躯体に関係なく、高い品質を誇ります。新規開発された低コストのFPGAをSD Seriesと同じオーディオアルゴリズムでプログラミングし、新しくARMのQuadCore RISCプロセッサーを搭載。指令を簡潔にして回路を単純化することで、演算の高速化をはかったため、コストパフォーマンスを高く保つだけでなく、より早い処理能力と消費電力の抑制を実現しています。また、ハイパワーのQuadCore SoCを用いて、第4世代のSHARK DSPとFPGAを集約します。FPGAは近い将来に追加される機能にも対応できるような設計があらかじめ施されており、現行の機能を制御する以上の余力を持っています。サンプリングレートは96kHz。高い解像度による明瞭度の高い音質を実現しています。96kHzが標準なので、追加オプションなしで高音質のミキシングが可能なうえ、プロセッシング能力が半減することもありません。
■ PC レコーディングやプレイバックが簡単にS31は、USB2.0を使用してPCに接続するオーディオインターフェース“UB-MADI”を内蔵しており、入出力それぞれ48chのPCレコーディングやプレイバックを簡単に行えます(※注)。また、UB MADI のデジタル伝送はUSB のデータークロックに依存せず、ジッターの発生を抑えた高い安定性を誇ります。Intel® Core™ Duoあるいはそれ以上のCPUを備えたすべてのWindowsあるいはMacと互換性を持っています。
※ASIOやCoreAudioに準拠するドライバー/ アプリケーションが別途必要です。
※注 サンプリングレート48kHz時
■多様な入出力拡張カードをオプションで用意 オプションで入出力拡張用のDMI(DiGiCo Multichannnel Interface)カードを用意しています。背面のDMIカード用のスロットに任意のカードを入れて使用します。D2-RackやD-Rackへの接続を可能にするほか、任意のフォーマットに変換可能。多様なカードを用意しており、用途に合わせて選択可能です。 | |
■リアパネル
■仕様
入出力性能 |
フェーダー数 |
30+1 |
サブフェーダー数 |
0 |
入力チャンネル |
40ch(全チャンネルモノ/ステレオ切替可) |
バス |
16ch(モノ/ステレオ+LRマスター) |
ソロバス |
ステレオ×2 |
マトリクス |
最大10×8 |
コントロールグループ |
10 |
イコライザー |
4バンドEQ( ±18dB) |
内蔵エフェクター |
ステレオエフェクター×8 |
ローカルI/O |
マイク/ライン入力 |
24 |
ライン出力 |
12 |
AES/EBU入出力(※) |
1 |
MADIインターフェース |
0 |
オプチカル(Optocore)インターフェース |
0 |
MIDIインターフェース |
0 |
VGAポート |
0 |
外部同期 |
ワードクロック、AES/EBU
DMIカード経由の同期も可(カードの仕様による) |
USB2.0 ポート |
3 |
GPI |
1/4インチジャック×1 |
GPO |
1/4インチジャック×1 |
ヘッドホン出力 |
標準フォーンジャック×1、ミニジャック×1 |
音響特性 |
サンプリングレート |
96/48kHz |
レイテンシー |
1.1ms@96kHz、2ms@48kHz |
内部プロセッシング |
最大40bitフローティングポイント演算 |
AD/DA変換 |
24bit |
周波数特性 |
20Hz~20kHz(±0.6dB) |
THD+N |
0.05%以下(定格ゲイン、10dB入力@1kHz) |
クロストーク |
90dB以上(40Hz~15kHz) |
残留ノイズ |
-90dBu以下(代表値 : 20Hz~20kHz) |
マイク等価入力ノイズ |
-126dB以上 |
最大出力レベル |
+22dBu(標準仕様) |
最大入力レベル |
+22dBu(標準仕様) |
入力チャンネル/AUX/グループ/マトリクス |
アナログゲイン(入力チャンネルのみ) |
-20dB~+60dB |
デジタルトリム |
-40dB~+40dB |
ディレイ |
最大682ms |
ローパス/ハイパスフィルター |
20Hz~20kHz、24dB/oct |
インサート |
2系統(EQ/ダイナミクスのプリ) |
イコライザー |
パラメトリック/ダイナミック(ハイ&ローバンド シェルビング切り替え可能) |
ダイナミクス |
コンプレッサー、ゲート、ダッカー |
ソロバス※入力チャンネルのみ |
ソロバス1/ソロバス2/両方 |
電源、寸法(W×H×D)、質量 |
内部電源(AC100V、50/60Hz)、消費電力:150W |
1023mm×295×586mm、25kg |
※コネクター系統数。1コネクターあたり、2chの使用が可能。
■フライトケース(オプション)S31 Case..........¥153,360(税抜¥142,000)..........S31用フライトケース。アルモア製。
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