Q-Power 14 は、DSP 制御のPFC 電源MAPS(Mains Analytic Power Supply) を搭載した高品位で高出力な4 チャンネルパワーアンプです。AC 電源電圧の不規則な変動や降下に関係なく安定した電源をパワーアンプの出力段に供給し、電圧トラブルによる故障を回避します。効率よく電源を使用できるため、2U のコンパクトなシャーシながら各出力は2,170W(4 Ω ) の高出力を実現。また、2Ω の低インピーダンスにもハイ・インピーダンス伝送にも安定して高出力を維持できるため、あらゆるアプリケーションにCAMCO の定評ある高音質を届けられます。
型番 |
仕様 |
価格 |
発売日 |
Q-Power 14 |
4chパワーアンプ |
1,123,200円(税別1,040,000円) |
2017/3/13 |
■ DSP 制御のPFC 電源MAPS を搭載した、高品位、高出力モデル
Q-Power 14 は、4 チャンネルパワーアンプ「Q-Power Series」の最上位モデルで、DSP 制御のPFC 電源MAPS(Mains Analytic Power Supply) を搭載しています。DSP 制御のPFC ( 力率補正) 回路の採用により、AC電源電圧の不規則な変動や降下に関係なく安定した電源をパワーアンプの出力段に供給します。電圧波形の修正能力に優れており、頭打ちになって生じる高調波を抑制するだけでなく、位相シフトや歪みを生じた波形などによる電圧トラブルによる故障を回避。電源はリアパネルのUSB を介して、各種メインサーキットブレーカー特性や動作電流に合わせて構成でき、DSP により最適な制御アルゴリズムを自動的に選択して最高の出力性能を実現します。そのため、従来よりはるかに効率よく電源を使用できるため、2U のコンパクトなシャーシながら各チャンネルの出力は2,170W(4 Ω ) に達するハイパワーを実現しています。
■2 Ωでの安定出力も定電圧伝送も可能
Q-Power 14 は、定評のあるCAMCO の高音質を維持しながら、スムーズでレスポンスに優れた大出力パワーハンドリングを実現しています。改良を加えたクラスD アンプテクノロジーを投入し、インピーダンスを引き下げる改善を実施。118.5dB(A ウェイト)という卓越したS/N 比を実現したうえ、インピーダンスのヘッドルームも拡大。2Ωでの安定した出力維持を実現しており、あらゆるスピーカーを最低インピーダンスまでドライブすることが可能です。また、定電圧伝送のハイ・インピーダンス出力も可能で、70V ラインで2,600W、100V ラインで1,600W と、こちらも高出力。コンサートなどの大型仮設イベントにも、空港や大型アミューズメントパークなどの常設施設にも、信頼あるパワーで優れた音質を安定して届けられます。
■損傷を防ぐ保護回路
Q-Power 14 は、損傷を防ぐ多彩な保護回路やリミッターを備えています。スイッチングモード電源には、AC 電源過電圧検知、AC 電源サージ過電圧プロテクション、AC 電源異常検知、過電流/ 温度プロテクションや突入電流リミッターなどを組み込んでおり、安定性の高い運用を可能にしています。リアパネルには、入力コネクターのXLR とユーロブロックコネクター、出力コネクターのスピコンのほか、ゲイン選択スイッチなども搭載しています。
■仕様
全チャンネル出力(1kHz、THD<1%) |
2Ω |
2,720W×4 |
4Ω |
2,170W×4 |
8Ω |
1,260W×4 |
16Ω |
680W×4 |
ハイインピーダンス出力(1kHz、THD<1%) |
70V |
2,670W×4 |
100V |
1,600W×4 |
周波数特性 |
10Hz~20kHz、±0.1dB@4Ω |
S/N比(20Hz~20kHz、Aウェイト、8Ω) |
>118.5dB |
THD+N |
<0.1%(20Hz~8kHz、4Ω) |
ダンピングファクター |
>400 (8Ω、1.7kHz) |
入力インピーダンス |
15kΩ(バランス) |
ゲイン設定 |
26dB、32dB、1.4Vから選択 |
入力コネクター |
3ピンXLR/ユーロブロックコネクター |
出力コネクター |
4Pスピコン |
インジケーター |
ON、SIGNAL、I-OUT、CLIP |
電源 |
AC100V、50/60Hz |
消費電力 |
2,200W |
寸法(W×H×D) |
483×88×452mm |
質量 |
13.8kg |
■リアパネル
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