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DiGiCo “Quantum326” 発売

ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
最新の製品情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

2024年10月18日

DiGiCo
〝 Quantum326 "

Quantum338のパワーとプロセッシングをそのまま継承する
デュアルスクリーン、26フェーダーモデル

ヒビノインターサウンド株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役社長:池垣 浩) は、英国、DiGiCo(デジコ) のデジタル・ミキシングコンソール“Quantum326”を2024年11月8日より発売いたします。

Quantum326 は、世界中で好評を博しているQuantum338のコンパクトモデルです。Quantum338の圧倒的な処理能力や高品位な音質、視認性と操作性の良さはそのままに、1画面、12フェーダー分をサイズダウンしています。運搬スペースを省けるほか、設置面の制約が厳しい現場でその性能をフルに発揮します。また、オプションのソフトウェア・アップデートで入力チャンネルを150以上に拡張できるため、「膨大な入力チャンネルプロセッシングが必要=大きいコンソール」という今までの概念を覆す画期的な製品となります。

製品名 カテゴリー 価格 発売日
Quantum326 デジタル・ミキシング・コンソール オープンプライス 2024年
11月8日
 

■Quantum338の性能をそのまま引き継いだコンパクトモデル
Quantum326は、最新の第7世代FPGAをベースとしたパワフルで柔軟性のあるQuantum338のコンパクトモデルです。Quantum338から1画面、12フェーダー分のスペースが削減されていますが、圧倒的な処理能力や高品位な音質はそのままです。高速処理のQuantumエンジンを搭載し、128入力、64バス、最大24×24マトリクスを96kHzでフルプロセッシングが可能です。Nodal ProcessingやMustard processingなどQuantum の特有機能もQuantum338と同数使用できます。背面のローカルI/Oや豊富なカードから拡張I/Oを選択できるDMIカードスロットも同数装備。32bitのAD/DAコンバーターも同様に搭載しており、音の再現性を高めたミキシングが行えます。

幅1,124×高482×奥行805mm、52kgと筐体が軽量・コンパクトになったことで、設置スペースに制約がある現場でもミキシング性能に妥協することなく対応できるうえ、運搬時のスペースや労力も抑えられます。また、高音質が求められる常設施設においても高性能なQuantum326は最適なソリューションとなります。
 

Quantum326の背面
画像は、DMIカードスロットにDanteカードとKLANGカードが挿入されています。

 

■ソフトウェアのアップグレードで、150を超える入力チャンネル数に
Quantum326は、Quantum338用「Pulseソフトウェア・アップデート」
オプションを利用することで、チャンネル数やプロセッシング数を拡張できます。
    ・入力チャンネル数:128⇒156
    ・バス:64⇒72
    ・Nodal Processing:64⇒72
    ・Mustard Processing:36⇒48
    ・Mix Minus機能も追加

コンパクトながら150を超える入力チャンネルと豊富なバス数を備えるQuantum326とPulseソフトウェア・アップデートの組み合わせは、「膨大な入力チャンネルプロセッシングが必要=大きいコンソール」という今までの概念を覆す画期的な製品です。設置スペースが原因で、入力チャンネル数を制限せざるを得なかったホールやライブハウスなどにも最適です。入力チャンネル数に妥協することなく原音ひとつひとつを取り込めるようになるため、より高精細なミキシングを実現し、音の表現力を広げられます。

また、劇場用途には、演劇やミュージカルのオペレーションニーズを取り込んだソフトウェアパッケージ「Quantum326T」も用意。Quantum326Tは標準でPulseソフトウェアアップデートがインストールされており、マトリクスは36×36に拡張されています。


詳細に関しましては、ヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。
 ●お客様のお問い合わせ窓口:
   TEL: 03-5419-1560 FAX: 03-5419-1563
 ●報道関係のお問い合わせ窓口:
   TEL: 03-5419-1561 FAX: 03-5419-1563


■仕様  
  Quantum326 Quantum326+Pulse
入出力性能 フェーダー数 26
入力チャンネル 128 156
バス(AUX/GRPの総計) 64 72
ソロバス 2
マトリクス 最大24×24※
コントロールグループ 24
イコライザー 32バンドQEQ×24
内蔵エフェクター ステレオエフェクター×24
ローカルI/O マイク/ライン入力 8
ライン出力 8
AES/EBU入出力 4(8ch)
MADIインターフェース 3(75ΩBNCコネクター×12 リダンダント含む)
オプチカル(Optocore)インターフェース 1
MADIインターフェース In / Out / Thru
外部ディスプレイポート Displayport
外部同期 ワードクロック、MADI、AES、オプチカル
USB2.0ポート 5(うち1つは、5Vのバスパワー専用)
GPI 通常16系統(32系統まで拡張可能)
GPO 通常16系統(32系統まで拡張可能)
ヘッドホン出力 標準フォーンジャック×2、ミニジャック×2
音響性能 サンプリングレート 96/48kHz
レイテンシー 1ms(代表値:チャンネル入力→LRバス→ステージ出力@96kHz)
内部プロセッシング 最大40bitフローティングポイント演算
AD/DA変換 32bit
周波数特性 20Hz~20kHz(±0.15dB)
THD+N 0.002%以下(定格ゲイン、0dB入力@1kHz)
クロストーク 120dB以上(40Hz~15kHz)
残留ノイズ -100dBu以下(代表値 : 20Hz~20kHz)
マイク等価入力ノイズ -128dB以上
最大出力レベル +22dBu(標準仕様)
最大入力レベル +22dBu(標準仕様)
入力チャンネル/AUX/グループ/マトリクス アナログゲイン(入力チャンネルのみ) -20dB~+60dB
デジタルトリムディレイ -40dB~+40dB
ローパス/ハイパスフィルター 最大1.3秒
インサート 2系統(EQ/ダイナミクスのプリ/ポスト)
パラメトリックEQ 4バンド
ダイナミックEQ 286ch
ダイナミクス コンプレッサー、ゲート、ディエッサー、ダッカー
ソロバス ソロバス1/ソロバス2/両方、オートソロ
Nodal Processinng 64 72
Mustard Processing 36 48
最大ラック数 16 (2ループ組む場合は30)
DMIスロット 2
UB MADI 48ch
電源 内部電源×2(AC100V、50/60Hz)
消費電力 ピーク時 345W
起動時 315W
寸法(W×H×D) 1,124×482×805mm
質量 52kg
※Quantum326Tは、最大36×36


■製品紹介動画