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2025年4月10日
極限までノイズを排除し、全帯域で比類なき明瞭度を実現
CORE+技術搭載モデルを発売
ヒビノインターサウンド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池垣 浩)は、デンマークの音響機器メーカー DPA Microphones(ディーピーエーマイクロホンズ)の新技術「CORE+(コアプラス)」を搭載したモデルを、2025年4月15日より順次発売いたします。
「CORE+」は、DPAの直径5mmミニチュア・カプセルに搭載される新しいテクノロジーです。従来の「CORE」をベースに開発され、マイク内部の振動板や電子部品によって発生する歪みを徹底的に排除。これにより、ダイナミックレンジ全体にわたって歪みを極限まで低減し、大音圧の音源においても原音に忠実で明瞭度の高いリアルなサウンドを実現します。
特に複数のマイクを使用する収録環境では、CORE+の導入によって音全体の透明感が圧倒的に向上。映画やドラマの制作現場においても、ささやくようなセリフのニュアンスまで明瞭に捉えることが可能です。
CORE+技術は、ダイナミックレンジ全体で歪みを徹底的に低減し、計測不可能なレベルまでノイズを除去します。従来の「CORE」を更に発展させ、クリッピングポイントに近い音圧レベルでもダイヤフラムの出力をリニアに維持できるため、大音圧環境においてもTHD(全高調波歪み)が実質計測不可能となります。つまり、CORE+は最大音圧レベルを引き上げるのではなく、ダイナミックレンジの上限を低音圧帯域と同様にクリーンに保つことで、全帯域にわたる透明度を向上させる技術です。
下記グラフは、ダイナミックレンジ全体において歪みを極限まで抑えていることを示しています。すべての音圧レベルで曲線が平坦であることが、歪みではなくシステムノイズのみが存在することを表しています。
また、CORE+技術の歪み低減効果を明確に示すため、DPAはCORE+モデルの導入に伴い、新しい性能基準「THD<0.5%」を採用しています。ただし、ダイナミックレンジとノイズレベルを含めてすべての音響特性は従来のCOREモデルと同一のため、COREモデルを採用している既存環境にもシームレスに導入していただくことができます。
DPAのミニチュア/ヘッドセット・マイクは、水や湿気、塵に対する耐久性を備える、JIS防塵・防水保護等級IP58規格に適合しています。またワイヤレス用変換アダプターを使用して各種ワイヤレスシステムに対応します。
CORE+技術は直径5mmのミニチュア・カプセル製品に搭載され、段階的に発売いたします。無指向性モデルの一部を先行発売した後、単一指向性モデルに対応予定です。
対応製品の詳細はこちらでご確認いただけます。
▼2025年4月15日発売 ※一部除く
▼順次発売予定
詳細に関しましては、ヒビノインターサウンド株式会社までお問い合わせください。
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