特定ラジオマイクの新周波数帯域対応製品
地上デジタル放送への移行や、携帯電話の運用周波数の拡充に伴い、従来ワイヤレス・マイクロホン用として利用可能であった周波数帯の中で、A帯:770~806MHzの帯域が移動することとなりました。この周波数帯域の再編後、A帯ワイヤレス周波数帯域は470~ 710MHz、710~714MHz、1.2GHz帯の3つの周波数帯域に移行し、その中の470~710MHzの周波数帯域は地上デジタル放送と共用されます。この帯域の中で、地上デジタル放送のチャンネルやその他の用途で使用されていない帯域(「ホワイトスペース」と呼ばれます)は従来のA帯と同じく運用連絡と調整を行うことで利用可能です。しかし地上デジタル放送のチャンネルの割り当ては場所によって異なり、テレビ局によっては放送形態も異なるため、同じ地域でも場所によってホワイトスペースが異なる可能性があります。そのため、今後は運用場所ごとに利用可能な周波数帯域を個別に把握する必要があります。