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【Bolero活用事例】危険を伴う高所作業時のコミュニケーションツール
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2024年9月27日

産業用リギングのスペシャリストRISE PacificがBoleroを採用
高所作業など危険を伴う場面に欠かせないツールとして活躍

 
RISE® Pacificは、重工業、電気通信、建築・建設、エンターテイメントなど幅広い業界において、特殊リギング、ロープアクセス、レスキューサービスを提供する専門企業です。過酷な環境や危険なプロジェクトにおけるコミュニケーションの課題に対処するため、RIEDELのワイヤレスインカムBoleroを導入しました。




RISE® Pacificは、ビルの検査・メンテナンス、電気通信、地質工学的作業、救助活動、緊急対応、深い立坑やパイプを含む閉鎖空間への進入など、過酷なプロジェクトを多く手掛けています。これらのプロジェクトにおいて、Boleroの信頼性の高いクリアなハンズフリー通信が、安全性と効率性の向上に寄与しています。

 
Bolero​ベルトパック


RISE® PacificのディレクターClancy Simpson氏は次のように述べています。「Boleroはプロジェクトのリスク評価において不可欠なツールでした。Boleroがなければ、これほどリスクの高い仕事を引き受ける自信は持てなかったでしょう。私たちはBoleroがエンターテイメントだけでなく、ロープを用いた複雑なリギングや危険なプロジェクトでもその価値を発揮することを実感しています。Boleroの使いやすさと性能は私たちの期待を超え、安全性、効率性、そしてスムーズなコミュニケーションを確保するために欠かせないツールです。」


 


RIEDELのBolero導入前、RISE® Pacificは一般的な無線機を使用していましたが、正確性と信頼性が求められる条件下では、その性能に限界がありました。複数の音声送信や遅延、電波干渉の問題は、極限状態における安全性を損なう可能性があり、特に垂直シャフトでの高圧ケーブルの誘導作業時にエラーが発生すると、大きな金銭的コストとダウンタイムが発生するリスクがありました。これらの課題を解決するため、RISE® PacificはBoleroアンテナ2台とベルトパック8台を導入し、既存のモトローラ製インターフェースとRIEDELのアナログインターフェースNSA-002Aを接続することで、コミュニケーションシステムを強化しました。



 

Boleroの卓越した柔軟性と相互運用性により、スタッフはベルトパックをハーネスに装着し、Bluetooth®イヤホンを使用してケーブルを減らし、機動性を向上させています。正確性、安全性、シームレスな連携が求められる場面において、この堅牢で拡張性のある通信ソリューションが不可欠であることが証明されています。さらに、Boleroはチームの交流を一変させ、RISE® Pacificの職場環境に新たな活力をもたらしました。スタッフは長時間の作業中でもBoleroを通じて別チャンネルのRISE FMにチャンネルを合わせることで同じ音楽を聴き、モチベーションを高めるとともに仲間意識とつながりを強化しています。

オーストラリアの航空会社の創立記念プロジェクトでは、飛行場内で最も混雑する航空機格納庫内で作業を行いましたが、ジェット旅客機が近くを移動する騒音環境でも、Boleroはイベント全体を通じてクリアで効率的なコミュニケーションを提供し、遮音性のあるイヤーマフがスタッフの聴覚を保護していました。また、Boleroは荷重監視システムとも統合されており、メンバーは格納庫内のどこにいてもアラームを聞くことができ、手信号なしで車両を誘導することができました。

 


Riedel Communications Australia & NZのセールスディレクターChris Johnson氏が次のようにコメントしています。「Boleroは長年、スポーツ、イベント、コンサート、ポストプロダクション、テレビ制作などのエンターテイメント業界で信頼されてきましたが、RISE® PacificがBoleroを採用したことで、正確性と信頼性が求められるクリティカルなプロジェクトにおいても、安全で確実な通信システムとして重要な役割を果たしていることが証明されました。コミュニケーションが極めて重要な場面で、Boleroが信頼できる選択肢であることを、私たちは何度も実感しています。」


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