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ARGO Q / ARGO S

ARGO Q / ARGO S 放送用デジタルミキシングコンソール

オープンプライス

超高速DSPで次世代コンテンツに対応する
IPベースの放送用デジタル・ミキシング・コンソール。


 

● 超高速プロセッシング・エンジン
ARGO QとARGO Sは、AoIPネットワークに対応するプロセッシング・エンジンで動作するオーディオ・コンソールです。心臓部のプロセッシング・エンジンには、超高速DSPを可能にする"Blu3fin"を搭載したImPulseを用意。イマーシブ・ミキシングやNGA(Next Generation Audio)など、次世代のコンテンツ制作にも余裕をもって対応する能力を備えています。ImPulseは、追加ライセンスを購入すれば、導入後のアップグレードも可能。最大2,048chの入力チャンネル、最大2,384のチャンネル処理を実現し、世界最大規模のスポーツイベントからニュース番組、エンターテインメント番組まで、さまざまなニーズに対応します。

また、ImPulseの入力チャンネルとチャンネル処理数をより限定した1Uタイプの「ImPulse1」も新たにラインナップ。ImPulse1は、チャンネル処理数304の基本ライセンスに追加ライセンスを購入すれば、432、672とアップグレードが容易にできます。スペースも取らずパワフルなプロセッシング・エンジンです。

ImPulse、ImPulse1どちらもAES67/ST2110-30に準拠し、NMOS IS-04とIS-05をサポートしています。ImPulseは8種類、ImPulse1は3種類のライセンスを用意しています。

ImPulse Core 5U

ImPulseの詳細はこちらから
 
チャンネル
処理
入力
チャンネル
2,384 2,048
2,128 1,792
1,872 1,536
1,458 1,122
1,056 768
800 512
672 384
432 256
   
ImPulse1 1U  ARGOと同時発売

ImPulse1の詳細はこちらから
チャンネル
処理
入力
チャンネル
672 384
432 256
304 128

 

 

●オンラインアプリ「Assist」でサーフェスレス・ミキシングも
サーフェスでのコントロールだけでなく、オンラインアプリケーションソフト「Assist」でも運用可能。物理的なコントロール・サーフェスを持たないミキシングシステムを構築できます。また、AssistはノートPCやタブレット端末上からブラウザベースでDSPコアへアクセスして操作できるため、複数の場所から複数のユーザーが操作することも可能です。

 

▼関連動画
  ARGO Q / ARGO S
DSPエンジン ImPulse ImPulse1
最大フェーダー数 240
DSPプロセッシングパス 2,384 2,128 1,872 1,458 1,056 800 672 432 672 432 304
入力チャンネル 2,048 1,792 1,536 1,122 768 512 384 256 384 256 128
メイン出力 最大16系統 最大16系統※※ 最大16系統 最大16系統※※
グループ出力 最大48系統 最大48系統※※ 最大48 最大48系統※※
トラックバス 最大96 最大64 最大48 最大64 最大48
Auxバス 最大48 最大32
ミックスマイナス出力およびダイレクト出力 1,024 768 512 256 512 256 128
インサート 1,024 384 256 128 256 128
EQ/フィルター 6バンドパラメトリックEQ
ダイナミクス 2×コンプレッサー/リミッター、1×エクスパンダー/ゲート/ダッカー
ディレイ 5.4sec

※ メイン/グループの192モノより
※※メイン/グループの96モノより

●コントロール・サーフェスにモジュール・パネルシステムを採用
ARGO QとARGO Sのコントロール・サーフェスは、ユーザーの要望に合わせてパネルの組み合わせが可能なモジュール・パネルシステムを採用。1セクション5モジュールのARGO Qと、4モジュールのARGO Sの2モデルを用意しています。各々、共通のモジュール・パネルでサーフェスを構成し、1セクションに2種の液晶パネル(メーターパネル:下図①、タッチスクリーンパネル:下図②)とLargeフェーダーパネル下図④を標準とし、下図③の箇所にはモニターパネル、ワイルド・アサインパネル、Smallフェーダーパネルの3種類のモジュールから選択が可能です。

 
▼1セクションに2つの液晶パネルとLargeフェーダーパネルを標準搭載
①メーターパネル   ②タッチスクリーンパネル   ④Largeフェーダーパネル
   
  • SDI やHDMI 入力用のSFP スロットを装備。
  • 外部ビデオ入力素材をフルスクリーンか1/4 画面で表示可能。
 
  • コンソールの全機能にアクセス。
  • 全セクションのタッチスクリーンで同じ操作ができるため、タッチスクリーンのリダンダンシーを確保。
 

フェーダーピッチは、CALREC 標準の30mm。ユーザープラグラム可能なWild/Strip コントロールと3 個のプログラマブルボタンを装備。

 
▼選べる3つのモジュール
③モニターパネル   ③ワイルド・アサインパネル   ③Smallフェーダーパネル
   
  • すべてのモニタリングボタンがプログラマブル。
  • トークバックマイク入力用のXLR端子とUSB を装備。
 
  • 48 ×ロータリーノブ&ボタン。
  • それぞれに個別のディスプレイを装備。
 
  • 12 ×ショートフェーダー
  • プログラマブルボタンを2 個装備。

 

ARGO Qの1セクション

●セクション区切りのコントロール・サーフェス

ARGO QとARGO Sのコントロール・サーフェスは、1システム内で最大20セクションまで構成可能で、最大8セクションまで対応できるシャーシを用意。

サーフェスとプロセッシング・エンジン間はIP接続となっているため、インターネット環境が整っている場所であればサーフェスとプロセッシング・エンジンが離れていても運用できます。サーフェスの1セクションだけ別部屋においてサブミックス的な用途に使用することも可能で、ユーザーの使い勝手に合わせた運用ができます。

1つのセクションにフェーダーパネルを複数設置可能。ARGO QにはLarge フェーダーパネルと最大2つのSmall フェーダーパネルを設置でき、最大36 フェーダーを搭載可能。

 

●サーフェス背面に取り付けできるI/Oユニット

また、サーフェス背面に直接取り付け可能なI/Oユニットが用意されており4種類から選択可能。任意のI/Oユニットを挿入することで外部ラックのスペースを節約できるうえ、ケーブルの取り回しを簡潔にします。

 

▼I/O オプション  
Combo BNC
6 × AES3 入力(BNC)、6 × AES3 出力(BNC)、
8 × バランスアナログ出力、1 × MADI 入力、
1 × MADI 出力、8 × GPI、8 × GPO
Combo D-Type
6 × AES3 入力(D-Type)、6 × AES3 出力(D-Type)、
8 × バランスアナログ出力、1 × MADI 入力、
1 × MADI 出力、8 × GPI、8 × GPO
   
Analogue
12×アナログ出力
Mic/Line
8×Mic/Line入力