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Introduction : Sensor Controlled Subwoofer
Sensor Controlled Subwoofer 

Feedback Loop Control フィードバック・ループ・コントロール

SC-Seriesの各サブウーファー、ベースエクステンションに搭載されたベロシティ・センサー(Velocity Sensor)がボイスコイルの動きをリアルタイムで正確に測定し、振幅の大きさと速さの情報をセンサーケーブルを通してLINUS 14LINUS 14Dに内蔵されたコンパレーターへ送信します。

 

LINUS 14LINUS 14Dは、ベロシティ・センサーから送られた情報を音源のオリジナル情報と比較してアンプのドライブを修正し、ボイスコイルの動きを常にオリジナルに追従させます。

これにより、全高調波歪率(THD)が著しく低下し、周波数特性をも補正します。

外部EQを必要とせずに平坦な周波数特性を生み出すハイパフォーマンスは、完璧といえるほど正確な音楽再生を可能にします。


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Point! センサーコントロールドサブウーファーの利点

●正確な低域を出力するためマスク効果を激減させます。       
従来のサブウーファーでは、過剰な低域が他音域に影響してかぶりやにごりなどの問題が生じていましたが、センサーコントロールド・サブウーファーはマスク効果を激減させ、明瞭度のある低域を出力します。
●周波数補正のためのEQを使うことなくフラットな周波数特性になります。  
システム全体の余裕が生まれ、積極的な音作りが可能になります。
●綿密な調整が測定機器上でも確認できます。         
音響設計を短時間に正確に行えるようになります。

●余韻の発生がないため、ステージ上での回り込みなど劇的な改善が見込めます。
実際のフィールドにおいて、今までのサブウーファーでは解決できなかった問題を解決できる可能性があります。

●SC Seriesに搭載された制御技術は、システムの保護にも役立ちます。
たとえば、特殊効果などで爆風を被った場合でもオリジナル音源でなければユニットを制御して動きを止めます。また、逆起電流などを防ぎアンプの故障を回避します。
 


 

周波数特性を拡張

SC-Sub_周波数特性を拡張 コンパレーターがスピーカーの非直線性だけでなく周波数特性をも補正し、EQを使うことなく平坦な周波数特性を25Hz(−3dB)まで拡張します。




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インパルスレスポンスの変化を防止

SC-Sub_インパルスレスポンスの変化を防止

フィルターやEQが必要ないため、プロセッシングにかかるディレイを削減。
インパルスレスポンスの変化を防ぎます。

 

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スピーカータイムアライメント

SC-Sub_スピーカータイムアライメント実際、低域でも中域寄りの周波数と超低域の周波数のタイムアライメントが取られているため同時に再生されます。結果、極めて正確な音楽再生が可能になります。

 


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ウォーターフォール

SC-Sub_ウォーターフォールインパルスレスポンスのところでも示されたのと同様の結果がウォーターフォール測定でも示されています。センサーコントロールド・サブウーファーは、20Hz~40Hzの範囲で反応がわずかにあるだけで、原音にない余韻はほとんど存在しません。

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※測定スピーカーについて

 

センサーコントロールド・サブウーファー
部屋の反響を避けるため、ポートから5cm離れた位置で測定。フロントの18インチ×2だけで、リアの18インチ×2は残響を最低限にするために駆動させていません。LPF90Hz/24dB-Link/Riley以外のプロセッシングはしていません。

比較したサブウーファー
ポートのある従来のサブウーファーで、18インチのドライバーを2基搭載したハイパフォーマンスなプロ機。32Hzでチューニングされており、部屋の反響を避けるためポートから5cm離れた位置で測定。HPF30Hz/24dB、LPF 90Hz/24dB-Link/Riley、PEQ 35Hz+8dB という標準的なプロセッシングが行われています。

 

ウォータープルーフ加工とカラーリング

SC-Seriesの全モデルは、ウォータープルーフ加工(IP-55)とRAL指定のカラーリングが可能です。
※最低ロット数など、詳細はお問い合わせください。