■ 点音源によるクリアな音質
- 低域には、CODA AUDIO のラインアレイ・スピーカーシステムの最上位機種「AiRAY」と同等の技術を用いたボイスコイルと12 インチドライバーを採用。
- 高フラックスのリニアモーターによるロングエクスカージョンと超低歪率を実現する高効率なドライバー。カーボンファイバー製コーンの採用などで軽量化を図って可動質量を最小限に抑えることで、コーンの剛性とダンピングを向上。高感度で透明感のあるサウンドを出力。
- 1.4 インチの中高域ドライバーは、CODA AUDIO 独自のリングダイアフラムを採用。従来のドーム型に比べて振動面が広いため、より低い周波数までも正確に再現し、高音圧時でも歪みをほとんど感じさせないレベルに低減。
- 中高域のリングダイアフラムを同心円状に取り付けることで、位相的にも完璧な状態を生成。
- これらをトライアキシャル構成にしてトランスデューサの音響中心を揃えることで、均一で位相の揃った波面を作り出し、高効率で広大なダイナミックレンジを提供。
- 44Hzから22kHz(-6dB)までの全周波数帯域を完璧な透明度でカバーできる歪みのない忠実な音質を提供。
■ 高出力を引き出すCODA AUDIO独自のテクノロジー
放熱空冷技術「DAC(Dynamic Air Cooling)」
- DAC(Dynamic Air Cooling)は、熱放散を劇的に改善する独自の放熱空冷技術です。
- すべてのドライバーが取り付けられたフロントバッフルと通気孔をアルミニウムで成形し、空気の流れを最大にしてシステムの熱容量を増やすように最適化。
- 通気孔は、入力レベルが増すほど通気孔内の空気の流れが増し、ドライバーからより多くの熱を奪ってエンクロージャーの外側に放出。
- 結果、従来の冷却システムを備えた同サイズのシステムと比較して、許容入力と最大音圧レベルが2 倍という驚異的な数字を実現。HOPS12Tでは、許容入力2,000W(AES)、 最大音圧レベル144dB/SPL( ※ ) という数字をたたき出しています。
( ※ )HOPS12T-Pro-64:ピンクノイズ、クレストファクター12 dB、A ウェイト |
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■ モバイルユースに最適化された工具不要のセッティング機構
- 高品位なサウンドを狙ったポイントに確実に届けるため、ウェーブガイドを兼ねた90º × 60º と60º × 40º の2 種類のホーン(Instafit Magnetic Waveguide)を用意。ホーンは強力なマグネットで取り付けられており、工具を使わずに取り外して回転可能。縦置きまたは横置きの制限がある場所にも、ホーンを回転させることで指向角に妥協をせず、必要な箇所にクリアな音を提供可能。
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- グリルはクイックリリース機構を取り入れており、
力を入れて取り外すだけなので、回転可能なホーンへのアクセスも簡単。グリル本体はキャビネットにワイヤーで固定されており、落下の心配は不要。
- 天面には、フライング金具を取り付けるCMS(CODA mobile suspension)クイックコネクトシステムを採用。金具をCMSに合わせてピンを差し込むだけ、という簡単な操作で金具の取り付けが完了。
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- エンクロージャーにはオプション金具を取り付けるポイントを装備。縦横設置用のUブラケットは、ポイントに金具の突起部分を差し込んで、ハンドルを一回転するだけ。
- 底面には、36mmのディスタンスチューブ用のフランジも装備。18インチの低歪率サブウーファーU4と組み合わせて使用すれば、30 Hzまで低域を拡張可能。
■ LINUS アンプとのシステムソリューション
HOPS12T-Proは、CODA AUDIO のDSP 内蔵4ch パワーアンプ「
LINUS14D V2」や「
LINUS14」と一緒に使用します。
- LINUS アンプは、スピーカーのプリセットを内蔵。DSP 制御のみならず、スピーカーとアンプの適正なマッチングやネットワークのコントロールを行う統合ソリューションとして機能するように設計されており、最適なパフォーマンスと保護が保証されます。