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Introduction : N-APS Arrayable Point Source
N-APSバナー

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高音質・高出力をもたらすドライバー技術とデザイン力

 N-APSは、高音・中音・低音のすべてがほぼ同時に耳に届く「リニアフェーズ」という利点があります。そのため、シンプルな2-Way構成で明瞭度の高い音質と最大音圧139dBという高出力を可能にしており、単独での使用でもアレイ構成にしても並外れた精度を実現しています。N-APS_structure
●RDCドライバー( Ring Diaphragm Curved-wave-driver)
“Ring Diaphragm Curved-wave-driver”は、CODA独自のリングダイアフラムを内蔵したドライバーです。歪みがほとんどなく、再整形が不要な波面を20°でカーブするように設計されています。その結果、並外れた音の精度を実現しており、複数のN-APSを組み合わせても不要な干渉がなく、あたかも1つのキャビネットのように機能します。

●低域ドライバー
2インチのボイスコイルでネオジム磁石を採用した超低歪率の6.5インチのコーンドライバーを2つ搭載しています。アルミニウム製のショートリングを4つ採用しており、誘導変動を減らし、IMD(相互変調歪)を最小限に抑えながらサーマル・コンプレッションを減らします。このデザインはIMDを劇的に減らし、全帯域におよぶ音質とパフォーマンスを向上させます。
●Instafit Magnetic Coupler
ウェーブガイドとなるInstafit Magnetic Couplerは、位相を破壊せずにすべてのトランスデューサからのエネルギーを統合して単一音源として機能させます。これにより、完全にコヒーレントで均一な波面が得られ、アレイを組んだ際の圧倒的なパワーを生み出します。

●放熱空冷DAC(Dynamic Air Cooling)技術
DACは熱放散を劇的に改善し、従来の冷却システムと比較して許容入力と最大SPLを2倍にする画期的な技術です。膨大な量の電力をコンパクトなエンクロージャーに入れるため、新しいサーマルコンセプトに基づくエンクロージャーを設計。すべてのドライバーが取り付けられたフロントバッフルと通気孔をアルミニウム製に変更。空気の流れを最大にしてシステムの熱容量を増やすように最適化されたアルミニウム製の通気孔は、入力レベルが増すほど通気孔内の空気の流れが増し、ドライバーからより多くの熱を奪ってエンクロージャーの外側に放出します。N-APSだけでなくN-SUBにも採用。

ポータビリティーに優れ、ユーザーフレンドリーなキャビネット

N-APS_cabinet

● 小型軽量
518×200×358mm 、11.2kgと小型軽量のキャビネットは、運搬や設置が容易。ラインアレイの構成時もコンパクトにまとまります。

● 連結が容易なワンピン・リギング方式
アレイを組む際の連結が容易なワンピン・リギング方式を採用。
N-APS_Coupler release
キャビネットを重ねて、側面のピンを引いて留めるだけ。片手で抑えてもう片手でピンの操作ができるため、一人でアレイの組み立てが可能。セットアップの時間と労力を削減します。

● グリルのリリースもカプラーの取り替えも工具不要
工具なしで水平角の調整が可能。グリルのリリースは、側面のねじ止めボタン一か所でできるうえ、角度調節をするInstafit Magnetic Couplerは超強力なマグネットで張り付いているので、はがして取り替えるだけ。

カバレージの調整が可能

N-APSの指向角は、水平90°×垂直20°。オプションのカプラーに取り替えることで、水平角を120°/90°/60°または非対称:105° (45°+60°)、90° (30°+60°)、75°(30°+ 45°)で利用可能。垂直方向の指向角は、キャビネットを1つ追加するごとに20°ずつ増加。