多用なアプリケーションに適したシステム
dLiveは、強力なプロセッシングと96kHzの高解像度で高音質を実現するXCVI Coreを搭載し、本格的なライブや劇場でのショーに対応できるデジタル・ミキシングコンソールです。
また、シンプルなBGMや会議室から、教育施設、礼拝堂、会議場、観光施設など、あらゆる会場の音響を管理するツールを提供します。
必要なところにオーディオを提供
dLiveシステムは、オーディオが必要な場所に自由に配置することができます。ポータブルステージボックスから固定フォーマットのウォールパネルまで、様々な用途に対応したI/O拡張ユニットを用意しており、数十のオーディオポイントと数百の入出力を提供します。
各AudioRack間は最大100mのCATケーブルを使用でき、光ファイバーへの変更も可能。さらに、最大96台のリモートコントローラーをサポートしており、1つの部屋から最大規模のスペースまで、あらゆる会場に対応できます。
高度なネットワークに対応
dLiveシステムは、最大5つの128チャンネルI/Oポートを備え、業界標準プロトコル、GPIOインターフェイス、包括的なTCP/IPコントロールプロトコルを採用。Danteインテグレーション、ブロードキャストフィード、マルチトラックレコーディング、ファイバーリンク、サードパーティコントロールなど、高度なオーディオネットワークに対応。時代の要求に応えるための装備を揃えています。
ユーザーフレンドリーなインターフェース
IPリモートコントローラーは、音量調整、音楽ソースの選択、プリセットの呼び出しなど、必要な要素へのアクセスをカスタマイズできるため、技術者でなくても簡単に操作できます。また、DirectorソフトウェアやiPadアプリを使えば、移動中でも簡単に設定にアクセスできます。
パーソナル・モニタリング・システムをアドオン
ミュージシャンの手元で完璧なモニターコントロールを実現するパーソナル・モニタリング・システムを簡単に導入できます。
明確でシンプルなコントロールで各パフォーマーに最適なサウンドを提供。
dLiveシステムとの親和性も高く、セットアップやサウンドチェックを円滑にしてエンジニアの負担を軽減します。
DEEP Processing / Dyn8 / RackExtra FX
CVI Coreの強力なプロセッシング能力により、数多くの音響効果を可能にするエフェクターやダイナミクスを内蔵しています。
優れた耐久性
dLive S Classのコントロール・サーフェスとミックスラックは、ハードなツアリングにも対応できるよう軽量化のバランスを考慮しながらも耐久性高く設計されています。 システム全体のオーディオ接続にリダンダントが可能。複雑で厳しい条件の現場にもエレガントに対応します。また、ホットスワップ可能なPSU設計を採用しており、予備電源の装備も可能です。
Harmony User Interface
dLiveのサーフェスには、12インチの静電容量式タッチスクリーンを採用しています。ピンチ、スワイプ、ドラッグ&ドロップに素早く反応し、直感的な操作が可能。エンジニアがミキシングに集中できるツールとなっています。 スクリーンを補完するのがロータリーコントロールで、スクリーンに表示される視覚的なフィードバックと調和しながら、ミキシングを創造性と即時性を持って触覚でコントロールできます。 ハイグリップ・ロータリーノブは正確なコントロールを可能にし、機能に応じて色がマッピングされたRGBイルミネーションを採用して視認性を高めています。また屋外など明るい場所でも高い視認性を維持します。
分かりやすいワークフロー
dLiveのサーフェスは、用途やエンジニアの感性に応じたカスタマイズが可能です。シーンやメーター、FXなどを管理するための独自の「ウィジェット」エリアを設置することもでき、作業効率が格段に向上します。全入力とミックスはすべてのバンクやレイヤーにアサインできるほか、入力とミックスチャンネルは名前の設定や色分けが可能です。 26個のソフトキーも用意しています。