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世界的ポップアーティストBillie Eilishのワールドツアーで、FOHとモニター、両方のミキサーにALLEN&HEATH dLiveシリーズが使われました。
FOHエンジニアのDrew Thornton氏とモニターエンジニアのSalim Akram氏は、12フェーダーのコンパクトなdLive C1500を使って、生楽器やバッキングトラックから50以上のインプットをミックスしています。4台のDX168ステージボックスがネットワークケーブル経由でDM0 MixRackに接続されているシステムです。
Thornton氏は、バンドメンバーと一緒に移動できるようにdLiveシステムをシステム化しています。
「ステージボックスを設置して、ものの10分の間にすべてのパッチと回線チェックを済ませ、調整を開始できるなんて素晴らしいことです」と彼は言います。「つなげるだけですぐ音が出るのですから、本当に驚きます。私個人の考えですが、ミックスを正しく行えば、わずか8本のフェーダーでミックスを成立させることができると確信しています。そう思うと、C1500には12本のフェーダーが搭載されているので贅沢ですね。」
Akram氏のコメントです。「私は飛行機で移動しているときにdLiveのショーファイルを作りました。他のコンソールも多く使った経験がありますが、dLiveほど直感的かつカスタマイズ性の高いワークフローはありません。dLiveに備わっているDCAスピル機能が私にとって決定打となり、大きな変化をもたらしました。今では、Mixを割り当てられたソフトキーを押して展開するだけで、すぐにフェーダーやその他の必要なものを操作することができます。」
Thornton氏とAkram氏は、Billie Eilish特有の没入感のある声色を再現するために、dLiveの内蔵エフェクトを有効に活用しています。「ドラムには複数のプレートリバーブを試してみましたが、今回はゲートリバーブでプレイするようになりました」とThornton氏は述べています。「ここ数年、パーフェクトなボーカル用のエフェクトを探してきたのですが、dLiveに備わったDyn8はまさに私が必要としているものを表現してくれました。曲の中で本当に繊細な、あるいは攻撃的なエフェクトでプレイするときにでもスムーズに仕上げてくれます。」
モニターミックスについて、Akram氏には独自のアプローチがあります。「"Dyn8″はBillieのボーカルチャンネルとミックス出力の一部に使っています。"16T″コンプレッサーのサウンドは実に素晴らしく、ドラムには"Opto"を使っています。実は、Billieが考えるショーの進行はとても音楽的に組み上げられていて、一般的なポップスとは異なり、トラック間のブレンド方法にとても注意を払っています。」と述べています。
Thorton氏もこう付け加えています。「私の哲学の一つは自分自身にこう語りかけることです。『どのようなサウンドであるべきか?』。レコードを聴いているようなサウンドがライブにも反映されるように、できる限りのことをしたいのです。ミキシングは私の絵筆のようなもので、dLiveでのオペレーションはとても使いやすいパレットだったよ。」
Photos by: Jordan McLachlan
※ 2019年3月14日にALLEN & HEATH本国ホームページに掲載されました。 https://www.all 2022年のツアーにもALLEN & HEATHのコンソールが使用されています。 ツアーの詳細はこちらから(※外部英文リンクに移動します) |