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ALLEN & HEATHのAHMオーディオプロセッサー、ナッシュビルのNPO団体アイビーセンターに導入
2024年10月28日
導入製品:AHM-16
 

Romeo Musicは、教育に特化したAVL(音響・映像・照明の統合)プロバイダーで、テキサス州ダラスに拠点を置いています。学校の講堂やスポーツスタジアム、Eスポーツラボ、音楽テクノロジーラボなど、さまざまな施設を手掛けています。Romeo MusicのシニアアカウントマネージャーのJody Underwood氏は「当社の特長は、単なる製品の配送だけでなく、現地でのインストール、トレーニング、クライアント向けのプログラム開発を含むトータルサービスを提供している点です。」と話します。

今回Romeo Musicは、ナッシュビルのNPO団体Ivy Centerから音響システム導入の相談を受けました。Ivy Centerは地域の高校生を奨学金や開発リソースを通じて支援する慈善団体です。この施設では多くのイベントが開催され、スペースの貸出も行われています。広い部屋で、スピーチ、ダンスクラス、エアロビクス、デビュタント舞踏会なども行われます。

この案件では、音響を部屋全体に分配するだけでなく、音響機器の操作に慣れていないスタッフでも使いやすい操作インターフェースの設計も求められました。「スタッフが簡単にワイヤレスマイクのオン・オフを切り替えたり、音量を調整できるようにしたかったのです。ただそのために、フルミキシングコンソールは過剰だと感じました。」とUnderwood氏は語ります。

Underwood氏は、検討の結果、ALLEN & HEATHのオーディオ・マトリクス・プロセッサー「AHM」を選択しました。AHMのプラットフォームは強力な処理能力と音響分配機能を備え、柔軟でカスタマイズ可能な制御を提供するからです。「これまでにも同様の製品を使用してきましたが、AHMはセットアップが簡単で、販売代理店のサポートも素晴らしいです。」とUnderwood氏。

 

Ivy Centerで以前使用されていたPAシステムでは、音声が部屋全体にうまく行き渡らないという問題がありました。「最大の不満は、後ろの席の人が聞こえないことでした。この問題に対する解決策として、天井スピーカーを複数設置することを提案しました」。天井スピーカーには、ALLEN & HEATH AHM-16プロセッサーのローカル出力から信号が送られています。

さらに、部屋全体の音量や各入力ソースを簡単に調整するため、ALLEN & HEATHの無料ソフトウェアCustom Control Editorを使って専用のモバイルアプリを作成しました。Custom Controlでは、シンプルなドラッグアンドドロップのインターフェースでアプリを設計でき、エンドユーザーは必要な機能へスムーズにアクセスできるようになります。

「AHMのソフトウェアはとても使いやすいです。」と施工主任技術者のJosh Cavanaugh氏は話します。「機器の連携にITやネットワークに関する専門知識は必要なく、とてもユーザーフレンドリーな設計です。他のシステムプロセッサーやALLEN & HEATHのコンソールを使ったことがあれば、誰でも簡単に使いこなせるでしょう。」

 
AHM-16